息子9歳の秋
夏休みが過ぎ、秋の運動会も終わって、子供の生活が落ち着きだすこのころ。
親はうっかり子供の成長に気付かず、口の利き方や態度に腹が立ったり・・・、
感情的におこってしまったり・・・、
子供が反抗期(成長期)をむかえるたびに、戸惑い、自己嫌悪におちいるものです。
そんなとき、冷静に対処したい、現実を好転させたい、と思いこの本を手に取り、とても役に立ちました。
最近も。
子どもの話にどんな返事をしてますか? ―親がこう答えれば、子どもは自分で考えはじめる
- 作者: ハイム・G・ギノット,菅靖彦
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2005/10/20
- メディア: 単行本
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そして、あらためて、子離れの時期にきたな、と感じています。
立派に育っています。
息子9歳の秋でした。
モンテッソーリ教育を子育てに・・・
幼稚園の願書配布の時期です。
ここ最近、将棋界の藤井さんという方が、モンテッソーリ教育を受けていたことが注目されているそう。
幼稚園でも、説明会にも人が多く集まったので、入園希望者が多くなりそうだと、園長先生が話されていました。
モンテッソーリ教育で使われる特別な道具や、表面的なものにとらわれず、子供に対する親や家族のふるまい方が、とても大切だと思います。
お母さんの「敏感期」―モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる (文春文庫)
- 作者: 相良敦子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/08/01
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「ああ幸せだった、ありがとう」とみんなに感謝して亡くなるひとになってほしい
この本を読んで、どう感じるだろう?
HAPPIER―幸福も成功も手にするシークレット・メソッド ハーバード大学人気No.1講義
- 作者: Tal Ben‐Shahar,タル・ベンシャハー,坂本貢一
- 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
- 発売日: 2007/12/01
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競争で勝つとか、目先の利益を得るとか、そんなことのために生きるより、
あくまでも、自分が幸せと感じるものを追求する気持ちを持って生きてほしい。
そんなことをいつも心に描きながら、私は生きているし、人を育てている。
ただし、だれの生き方も否定しない。
今、誰かの真似をした価値観の中で生きているとしても、その苦しみの中から人は学んで、自身のアイデンティティを持つことを希求することになる。そうなってほしいと願う。
自分の価値観を確立して、自分に合った幸せをつかむ。そんな人生が歩める人に、なってほしい。
肯定する、という未来への希望
2017年の世の中は、私の小さい頃より、とっても暮らしくなりましたよ。
だからきっと、未来も、ずっとよくなっていると思っています。
そりゃあ、改善したほうがいい点もたくさんあるけれど、そこはどんどん改め、善くしていけば、もっと生きやすい社会になる一方だと思います。
今なんて、衣食住に困らないから、ゆったりした環境の中から生まれる悩みが、世の中にはあふれているように感じます。
そんな中、もういくらか前になりますが、岸見一郎さんの書かれた本による、「人の悩みの元は人間関係に尽きる」というアドラーの考えを読んで、実に納得しました。
現代では、生きるための物質的なものには満たされ豊かになってきたところに、人との関係という精神的な、つまり人間の未熟な部分が露呈してきたというところでしょうか。
このことだって、やはり精神的、人格的ウィークポイントに気付いたというところが、成長のチャンスなのであって、人はこの面を磨き始めているとも思います。
今よりも成長した、人格の優れた人々の暮らす社会とは、うらやましい未来だと思います。実際のところ、あと30年後は、どうなっているのでしょう?
歩くといいよ
幼稚園の運動会で子供たちを見ていて、
ここの子供たち、すこしゆらゆらしてない?と不思議な感覚になりました。
いかにも、運動不足といった印象。
動きもぎこちない。
体操や踊りは、まあ、まあ。
走るのや、球技の場面で、なんだか動きが左右ちぐはぐだったり。
ここでふと思った。ここの幼稚園の、教育熱心さゆえの弊害がみえた。
送迎は自転車や車の子が大半で、普段の生活でそもそも歩くことが少ない。
それに、幼稚園降園後の園庭開放はないし、もしここの子供たちが体を動かして遊ぶとしたら、親が公園に連れていく必要がある。
だけど降園後、幼稚園の近くにある公園には、いつも決まった子が数人。
いつも何してるのかな~と思いたずねてみると、
降園後は、上の子のお稽古に付き合ったり、園児自身も習い事があったり、保護者がいろいろ忙しくて、公園で遊ぶ時間がなかなか作れないという。
確かに、遊び始めると帰りたがらなかったり、服を汚したり、すきま時間でちょっと公園に寄るというのもムズカシイ。
今や、公園で遊んだり、子供と歩いて移動するのも、思い切って生活を見直さないとならないみたいです。
でもみんなが大切にしている時間、その有効活用って何だろう?
真に大切な実りあることに時間を投入する事こそが、いい時間の使い方だと思います。
こうやってあれこれ思いめぐらしていて、やっぱり体作りは大切だと思いました。
なにもわざわざスイミングスクールや体操教室に行かなくても、普段なるべく歩く生活をしたり、屋外で遊んだりするのは、この未就学の時期ならではの、体をきたえる最高のチャンスだと、改めて思います。
子供ってただ歩いて目的地に向かうなんてこと、好きじゃないから大人は手こずりますけどね。時間のこと考えて動くのもまだ苦手だし。
公園でも、無邪気にただ遊ぶだけならまだいいけど、子供同士でけんかや取り合いとか始まった日には、親が社会の教えを実践の中でレクチャーしていく技量も気力も、いつもあるわけじゃないし。
どっちも考えるとため息出ちゃうからやめておこう!という選択をするというのも、うなずける話。
まあでもそこであきらめないで、
なんでも保護者が一手に引き受けることもないので、幼稚園や保育園や預かりサービスなどなどで、自分の子供がどれだけ体を動かしているのか、よおく把握して、足りていなければ何か対策を取ったり、取ってもらったりするほうが、のちのちの人生によい効果が出てくると思います。
幸せになるための資料
私が、この人、幸せそうだな、と思ったり、興味をひかれる女性の共通点は、徹底的に、やるひと・・・だということに、最近気付きました。
たとえばすぐ思いつくのは、女優で元バレリーナの草刈民代さん、小説家の林真理子さん。
やっていることが明確で、年齢を重ねて強くなっていくような、たくましさが魅力的です。ですので、お二方とも、内面の強さが共通していると思います。具体的には、地道にやること、ひとつのことを深めていること、鬼気迫るような迫力も垣間見えるところが、好きです。
自分にとっての幸せって、なんだろう・・・と考えるとき、自分がひかれる人がどういった人であるか、そこに目を向けてみて、分析してみるのも、目標を持つときによい資料になると思います。
女の子にとっては、母親の期待が、自らの夢や目標になる?
娘に自分の期待を押し付けてしまわぬよう、気を付けているというお母様がいらっしゃいます。
「女の子は、その母親の期待が、そのまま自分の考えになってしまうから、影響を与え過ぎないように気を付けている」とのことでした。
私もその話をうかがって、思い当たる節がたくさんありました。
私自身が、いまだに、母親の期待に応えようという気持ちが多く働いているからです。
たとえば、一番大きなことで言うと、私が小さいときに母親が何度か言った話し。
姉の二人いる三姉妹である私を妊娠した時、そのころお参りをしていたところの神主さんに母は、
「三人目も女の子かもしれないけれど、この子が、親を幸せにする。」と言われたそうです。
これにもう私は暗示にかかっていて、そういうことのために、私は生まれた。ような気さえします。
ただし私の場合は、母親を反面教師にしている部分も多いので、母親が指図してきたりすると、反発します。
ですから、私は、母親の言うああしろこうしろには聞く耳を持たないけれど、母の幸せを願う気持ちが強いと思います。
そういう面では、娘というのは、母親にとって、とてもありがたい存在と言えそうですね。母親の幸せが、自分の幸せでもあるという、そういう同一視しているところは、男女間や男同士ではもう少し希薄かな、と夫や息子を見ていても、感じます。